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2004/11/03

「深海の音」を出す!!の巻

 R.W.スミス「海の男たちの歌」打楽器探検隊シリーズ第3回なり。
今回は中間部「鯨の歌」導入部に登場する「bowed cymbal」について。
bowed_cym.jpg
①このようにサスペンド・シンパルをコントラバスの弓で下から上へこすりあげることによって「しゃー」とか「きーん」という不思議な金属音が出る。そのまま弓を上へ引き抜けばかなり長い間余韻が残る。

bass_bow.jpg
②弦楽器を弾くときの持ち方とは逆に弓の毛をシンバルに当たるよう外側に向けて縦に持つ。ボックス(持ち手となる黒い部分)の中に2~3本指を入れて親指で固定する。
人差し指で弓にしっかり圧力をかける(毛をシンバルに押しつける)とよく鳴る。腕の力で押しつけるのではなく、指にかかる重さを意識して練習すると良い。

bowed_vib.jpg
③「bowed vibraphone」と指定された部分も、同様にビブラフォンの音盤の下側の角を弦楽器の弓で下から上へこすり上げると持続音が得られる(ペダルを踏む)。うちではヴァイオリンの弓を使用している。

rosin.jpg
④弓の毛は馬の尻尾の毛なので、そのままではつるつる滑って何の音も出ない。演奏前に松脂を塗る(元から先まで均等に、軽く2~3回往復させるのが適量)。練習が終わった後弓を張りっぱなしにしておくと毛が伸びたり、弓本体の弾力がなくなってしまうので必ずゆるめてからしまう。
弦楽器の弓はいちばん安いものでも3万~6万、ヴァイオリンの弓ともなると何十万もする。また、「海の男たちの歌」のこの奏法は必ず毛を痛めることとなり、痛んだ毛を張り替えるのには6000円~かかるので弓の持ち主にとっては見ていてとっても辛いもの。
弓の取り扱いについては弦楽器奏者のアドバイスを受けましょう。
また、シンバルやビブラフォンにも松脂が付着するので、練習後はよく拭き取りましょう。

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コメント

はじめまして☆彡ひょんといいます。
Clをやっている高2です。
こんど「海の男達の歌」をやることになったけど、
bowed gongのやりかたがわからなくてこまってました(≧~≦)
でもおかげでやりかたがわかりました!
ありがとうございましたぁ★☆

◇ひょんさん、初めまして。コメントありがとうございます。ひょんさんはCl吹きなのですね。ということは、bowed gongをやる友達がいるのかな。我々も近くにアドバイスしてくれる人がいなくて困ったので、もし同じように困っている人がいたら、自分たちがやってみて上手くいったことを写真付きで紹介できればと思ったわけです。お役に立てたら幸いです。がんばつてくださいね♪

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