旅行・地域

2009/04/02

桜の東京散歩

Img_1257Img_1261_2朝のうち雨と風が強く、きょうの花見は中止かな…と思っていたが、陽も射してきたことだし、思い切って出かける。

風が冷たいが10時過ぎにはすっかり晴れて、いい天気。千葉県内は都内よりいつも遅く、まだ2~3分咲きの寂しい状況だが、千鳥ヶ淵は7分咲きといったところか。満開となる今週末には身動きも取れないほどの人混みになるだろうから、写真を撮りながらぶらぶら歩けるだけ良しとしよう。

Img_1265Dscf2372_2Img_1269千鳥ヶ淵から靖国神社の横を抜けて飯田橋経由、神楽坂へ、というのがお決まりのコース。神楽坂では路地裏で昼懐石。このご時世だから割と敷居が低く、手頃な値段の店も増えた。まだまだ気になる店があれこれあるので、また来よう。

今日はさらに足を延ばして早稲田へ。入学式だったらしく、大変な騒ぎになっていたので構内を歩くのは諦め、大隈庭園を眺められるリーガロイヤルホテルでお茶。

Img_1271_2

Img_1284帰りがけにちょっと立ち寄った神田川はなんと満開、場所によってこうも違うものかと唖然とする。

千鳥ヶ淵のお堀にしなだれかかる桜の枝はどこを見ても様になっていて美しいので、祖母のお気に入りだった。それが今でも母と私のお花見の習慣になっているわけだが、この神田川にかかる両岸の並木もなかなか見事。しかも距離が長い。

Img_1288Img_1294そして帰りは久々に都電荒川線に乗ったですよ。

結果的に見ればえらく時間がかかって非効率的な帰路だったが、神田川沿いを走っていく間はずっと満開の桜が車窓を流れていて、のどかな春の午後であった。 

運賃一律160円。この後乗った京成線よりよっぽど頻繁に次が来るcoldsweats01ので待ち時間も少なく、生活の足としてしっかり根付いている。自分の生活圏にこういうものがある人々って、うらやましい。

Img_1295きょうのおみやげは神楽坂で買い求めた黒猫のぽち袋と、春色のマカロン。

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2008/11/08

ノルマンディー 鉄子の旅 その7

Dscf2279Dscf2280ジヴェルニー村でのんびり散策と食事を楽しんだ後、14時15分発のバスにてヴェルノン駅へ戻り、窓口でルーアン行きの切符を買う。

列車の時刻まで30分あるので駅の周辺をぶらぶら歩いたりして待つ。

Dscf2278Dscf2281…あっ、マリオだ。Wiiのソフトらしい。こんな田舎町で宣伝してるなんて。と思っている間に列車の到着。

15時06分発、ル・アーヴル行き。表示板で行き先を確かめて2等車へ。ル・アーヴル(Le Havre)はセーヌ河口の港町。モネが「印象、日の出」を描いて印象派発祥の地となったところ。さすがにここまでは日帰りでは行けないので次回にとっておくとして(・∀・)、今回はここから40分(パリから1時間10分)のルーアンを目指す。

車中、イタリア人の若い母親がむずかる赤ちゃんを抱いてすっくと立ち上がり、トイレを探している様子。…が、離れた車両まで行くのを諦めたのか、おもむろに周囲の乗客にここでオムツを替えていいかと同意を求め…いや、正確にはみんなが一瞬、呆気にとられている間に座席に付属するテーブルに赤ちゃんを横たえ、もう作業を始めていたcoldsweats01…。時間的に食事をしている人がいなくてよかったデス。

Dscf2282Dscf228315時50分、ルーアン着。思ったよりずっと大きな駅で、どっと乗客が降りていく。みんな宿泊するのかな。

駅からまっすぐ延びるメイン・ストリート、その名も「ジャンヌ・ダルク通り」を下る。そう、ここはフランスの国民的英雄ジャンヌ・ダルクが火刑に処された街なのです。

通りからほんの少し横道に入ると、ジャンヌが幽閉され拷問を受けた「ジャンヌ・ダルクの塔」がある。

Img_0289Img_0290_21431年、ジャンヌが火刑に処された旧市場広場は今なお木骨組みの古い家屋が建ち並んでいる。

広場の一角にはモダンな造りの「ジャンヌ・ダルク教会」。大きくとられた窓に瀟洒なステンドグラス、中はとても静か。

教会の外にはジャンヌが火刑にあった場所として彫像とモニュメントが建っている。

Img_0291広場を背に通りをまっすぐ大聖堂の方へ歩いていくと、町のシンボルである大時計がある。なんと16世紀に作られて以来、現役で時を刻み続けているのだ。

時計は金色の時針だけで分針はなく、月の満ち欠けを表示するしかけがあったりして、ユニークな時計台だ。

記念写真の人だかりが絶えないが、その人混みの中をすり抜けて、ルーアン訪問の目的、大聖堂へと足がはやる。

   

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2008/11/02

ノルマンディー鉄子の旅 その6

Dscf22286日目。 朝7時20分、早々に朝食を済ませてホテル発。あまりに朝早いので、オペラ座の前に誰もいない…!!!

常に行き交う人々、写真を撮る人々でごった返しているのに、こんな光景初めて見た(笑)ので思わず写真を撮ってしまいました。

Dscf2230Dscf2229サン・ラザール駅でヴェルノン行きの切符を買う。自動券売機はICチップ付きのクレジットカードでないと支払いができないので使えず。

ただ、操作は難しくないし英語表示もあるので、誰も並んでいなければ列車の時刻を調べるのに使うこともできそう。現金での購入は窓口へ行くしかないので適当に目についたところへ入ったら、ここはイル=ド=フランス(パリ近郊線)しか扱っていないので、反対側のグランド・リーニュ(長距離線)とこ行きなさい、と言われる。むー、目的の列車に間に合うかな。

Dscf2232_2Image0004     2等車を片道だけ、何とか通じたようで無事購入。12ユーロ10セント。

8時7分発ルーアン行きの列車に乗り込みます。

車内は静か。みな音楽を聴いたり本を読んだりメールをチェックしたりパンを頬張ったり、思い思いに過ごしています。

Dscf2233Dscf22348時50分、ヴェルノン駅に到着。

列車の到着に合わせて駅前にジヴェルニー行きのシャトルバスが待っています。往復4ユーロのチケットをその場で買って乗り込みます。

日曜の午前中は9時、11時、11時40分発の3本が出ているようです('08年8月現在)。帰りは12時15分、14時15分、15時、15時50分。午後はルーアンへ足を伸ばす予定なので、帰りのバスと鉄道との接続を調べなければ。

Img_0234Img_0235_2Dscf2274バスは20分で到着。

バスを降りるとすぐに、脇にモネ像の建つ小川があり、これが「睡蓮の池」へ引き込まれている水源から分かれた川だとわかります。

水は透明度が高く、たっぷりの水量でとうとうと流れ、岸にはクレソンがたくさん生えています。魚影もあり、短い体毛と尻尾を持ったかわうそのような小動物がそれを追って潜っていきました。この小さな村に数軒しかない宿に泊まって、のんびり散歩して過ごすのもいいかもしれません。

地下道を通って道路の下をくぐり、モネの邸宅に向かいます。

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2008/10/30

ノルマンディー鉄子の旅 その5

Img_0212こんな記事をまとめている間に、あれよあれよとドルが100円を切りました。何年ぶりでしょう。…ちなみに、先見の明のない私は、わずかな額面ながら貯金をドル建てにしてしまったので、確実に目減りしておりますcoldsweats02円高の今日このごろ、みなさんはいかがお過ごしですか。

円高といえば、旅行のチャンス。友人の一人はかねがねこの冬イタリアに行く計画を立てており…、今頃ユーロ安にほくほくしているはずです。あー羨ましいな。

どーしよー、どっか行かなきゃ勿体ない、と貯金で損しているくせに懲りずに考えたりしています。

Dscf2210さてー、朝起きたらバスルームのカタツムリ君は忽然と姿を消しており???不思議に思いつつも、ホテルのレストランで朝食。パンくず目当てにばんばんスズメが入ってきます。日本だったら食品衛生法とかでうるさそうですけど、店のスタッフも追い払うでもなく、これがいつもの光景のよう。スズメたちも慣れたもので、ちっとも人を怖がらず、食事中の私のテーブルにも1羽降臨。クロワッサンのかけらをやったら、くわえてどこかへ飛んでいきました…

と思ったら、またさっきのスズメがやってきて、小首をかしげてじーっとこちらを見上げている…。「さっきの」スズメだと分かったのは、顔。スズメにも一羽一羽個性をもった「顔」があるんだと、この時はじめて知りました。

Dscf22119時半発のバスに乗って、のどかな田舎の小さな街や田園風景を眺めながら、再びレンヌの駅へ、11時50分。中年男性から火を貸してくれないか、と話しかけられたものの、あいにく私は非喫煙者なのです。

ホームでは、老夫婦が、祝日を利用して遊びに来ていた孫たちがパリへ帰るのを見送っています。こういう光景は万国共通なんだな。

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2008/10/29

ノルマンディー鉄子の旅 その4

Img_0164_2

モン・サン・ミシェルを望みつつ、サン・マロ湾の干潟に降りて歩くのが夢だったんですけど、ついにそれが叶いました。さらさらと透明な風を浴びて、何も考えずにどんどん足が前へ出て行くので、ふと振り返ったら1キロ近く沖合に出ていたでしょうか。もう気持ちよくて涙が出そうです。゜゜(´□`。)°゜。酔っぱらって(→この直前までシードルをがぶ飲みしていたので。前記事をごらんくださいまし。)このまま寝ちゃったりなんかしたら、タイヘンなコトになってました。

Dscf2166それにしても、実際に歩いてみると、乾いた部分はともかく、まだ潮が退いたばかりで水気を帯びた所へ近寄ると、この細かい砂は粘土のようにぬるぬるして、滑って歩きにくいのです。

昔この地を目指して巡礼した人々の中には、満ちてくる潮(干満の差は最大で15メートルを超えるとか)に呑まれて亡くなった人も多数あったといいますけど、彼らの命を奪ったのは、満ちてくる潮の速さや水位だけでなかったのだと気付かされます。これでは足をとられて逃げ遅れるのもうなずけます。

Dscf2169そんな悲劇の地もコドモたちにとっては格好の遊び場。ぬるぬる滑るのを利用して鬼ごっこしたり、滑り台のように傾斜したところを滑ったり、親の目も気にせず、思いっきり遊んでます。

…ていうかむしろ、お肌によさそうheart01

自分はというと、スニーカーがドロドロに汚れてしまったのを行き会ったおばさんと指さして笑い合ったり(このあと宿に入るのが大変だったけど)。

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2008/10/22

ノルマンディー鉄子の旅 その3

Dscf22264日目。午前7時。

朝食はスタッフが銀のトレーに一式載せて運んできてくれた。パンとコーヒー、シリアル、オレンジジュースだけのいわゆるコンチネンタルだが、何だか優雅な気分。もしかして、メイドカフェならぬ「執事カフェ」の客になってかしづかれるのって、こんな気分になるのかしらんo(#゚Д゚)_‐=o)`Д゚)・;

コーヒーに添えられたピッチャーのミルクが脂肪分多くておいしかったので、つい飲んでしまった。酪農王国トレビアンです。

Dscf2145_2午前8時、ホテルを出て地下鉄でモンパルナスへ。地下鉄の乗り換えなどで毎度お世話になってるターミナル駅ながら、Montparnasse-Bienvenüe (モンパルナス・ビアンヴニュ)って正確にはどう発音するのかしら。

朝も早よからさまざまな国籍の人々でごった返してます。今日はモン・サン・ミシェルへ向かうため、TGVに乗るのです。びあんう゛にゅ。

Dscf2148国鉄には改札がないので、各ホーム等に設置された刻印機で自分の乗車券に日付や時刻を刻印します。検札時に(めったに来ないけど)この刻印を忘れていると罰金をとられるのです。

駅構内ではボルドー地方の銘菓「カヌレ」のワゴンが出て旅気分をそそります。買いそびれて思い出すだに悔しいです。…もっとも日本では、ティラミス、ベルギーワッフル、パンナコッタ…と続いたあの十数年前のブームにいまいち乗りきれず、結局ほとんど流行らなかったけれど。最近のマカロンブームをみると、「菓子の見た目が地味なんてあり得ない」女の子たちのキモチを如実に物語ってますね。でも昨今の「スウィーツ」って言い方、わざとらしくて大嫌いです。

Dscf2149Dscf2150_2…さてさて、切符にガチョンと刻印を押し、指定された客車に乗り込んで、午前9時TGV出発。2時間かけてレンヌの街へ。座席はわりと広く、クッションもよくて快適です。

今回の旅のお供、医療サスペンスを読み耽っている間に列車はレンヌへ到着。ここで11時半発のバスに乗り換えです。今夏のヨーロッパはなぜか肌寒く、8月半ばにして気温17℃。海に面した現地はもっと寒いかも。 

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2008/10/17

ノルマンディー鉄子の旅 その2

Dscf21393日目。

バルセロナを発つエールフランスは30分ほど遅れて離陸。ドゴール空港からパリ市内へ向かうロワッシー・バスに乗り込んだ途端、夕立。どうりで飛行機が揺れたわけだ。

バスはスーツケース抱えた身には楽だが、渋滞で鉄道よりも時間がかかる。モンマルトルの丘を下ったバスはオペラ座前で終着。路地の向こうに夕陽に輝くサクレ・クール寺院が見えて、ああ、パリに来たっ!という感慨(気分的には「帰ってきたぞscissors」位の勢い)に浸りつつ、地下鉄ひと駅分、スーツケースをごろごろころがしてホテル入り。

Dscf2217

チェックインを済ませて、まずは部屋でひと息。さっき買ったバゲットサンドを食べる。

パリって、こういう何でもな~いパンにぺろっとハムを挟んだだけのものがたまらなく美味しいからうきうきする。

Dscf2137_3Img_0225_4 まだ表は明るいので、サン・ラザール駅に赴く。ここはクロード・モネが好んで描いたところ。

ほら、オルセー美術館にあるモネの絵と同じですよー♪とひとり舞い上がって写真を撮りまくる。

明後日モン・サン・ミシェルからパリに戻ったら、この駅からモネの庭のあるジヴェルニーに行く計画を立てているので、国鉄(SNCF)の時刻表をもらいに来たのだ。

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2008/10/13

ノルマンディー鉄子の旅 その1

Img_0083_2 日本から逃亡する以外にストレス解消法が見つかっていないfoot

で、今夏の旅行はバルセロナとモン・サンミシェルの組み合わせという世界遺産シリーズとなった。以前スペイン行きを思い描いていた時に爆弾テロがあって先延ばししていたので、スペイン上陸にあたってガイドブックや個人のブログ等を検索したところ、最近はかなり治安もよくなっているとのこと。よしよし。

が、それらには必ず注があり、「ゴシック地区を除いては安全。」(…いや、ホテルがその地区にあるんですけど…)「ゴシック地区をひとりで歩かないこと。」(…あのぅ、ひとり旅するんですけど…)「ゴシック地区には夜間立ち入らない方が安全。」(…飛行機が夜着いちゃうんですけど…)こんな感じで皆さんの親切な忠告をいちいち破りつつ、「ゴシック地区」に乗り込んだのだった!

Img_0129Img_0155Img_0152_2 要はこの「ゴシック地区」というのは旧市街にあたり、細い路地が迷路のように入り組んで、人通りが少なかったり、昼でも薄暗い箇所があったりするわけだ。でもそれだけのことなので、常識的な安全管理をしていれば全く問題なく過ごせた。古い街並みだけに日用品やちょっとした食料を手に入れるスーパーマーケットがなく、タバッキみたいな雑貨屋さんをやっと見つけてもいつも人が行列している点が不便ではあったけど。

ホテルは快適とはいえなかったけど朝食は美味しく、やはりスペインが本家のチョリソーとか、生ハムなどのハム・ソーセージ系が美味しい。朝食をしっかり摂ってから地下鉄に乗って聖家族教会を目指す。

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Img_0098ご存じサグラダ・ファミリア(聖家族教会)。奇才アントニ・ガウディが19世紀末から設計を手がけ、精緻な彫刻と空に向かって何本も伸びる尖塔を擁する建築は、今なお続いている。

友人の話だと螺旋階段を上って尖塔の中を上がっていけるとのことだったが、いつしか昇りはエレベーター(2.50ユーロ)、下りは螺旋階段というシステムに変わっていた。このエレベーターが小さいのですぐ行列ができてしまうが、午前中の早い時間帯なら2~30分も待てば乗れる。実際上から眺めてみるとクレーンや鉄骨が向きだしになり、建築用材がここかしこに積み上げてあったりして、まさしくただの工事現場。

Img_0094_2Img_0105インスタントコーヒーのCMで知ったのだけど、この建築には日本人彫刻家も参加していて、「生誕の門」にある楽器を奏でる人物群などが外尾悦郎氏の手によるものだという。

と思い出しながら眺めていたら、おや、ファゴットだ♪マウスパイプはさすがに石の彫刻じゃないみたいだけど。

礼拝堂の中はうってかわって幾何学的というか前衛的なデザイン。樹木のような柱を配し、天井から入る自然光によって木漏れ陽のさすような空間をイメージしているとのこと。でもまだ工事用の足場が組んであるし、「教会」という神々しさは感じない。

Img_0118_2生き物のように伸びたり増殖したりしているこの異様な建築物を見ていると、なんだか完成しないことに意味があるような気がしてきた。

 

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2008/08/17

寒い…

寒い…
パリから国鉄で40分、モネの庭と邸宅のあるジヴェルニー村に来ています。

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返信

みなさまコメントありがとうございます!
モン・サンミシェルは前回できなかった、干潟に降りて歩く、を実現しました。心が解放された気がして、涙が出そうな位気持ちよかったです。
もう少しだけ欲張ってから帰国します。

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2008/08/16

きのうは

きのうは
モン・サンミシェルに一泊、パリに戻ってきました。明日はまた小さな鉄道の旅、になる予定。

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2008/08/13

ヒザが笑っちゃうかも?

ヒザが笑っちゃうかも?
これから登ります!

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2008/03/30

倫敦備忘録~その4:巴里篇~

Rainy_dayもう3ヶ月も前の話になってしまうのだけど、何とか旅行記を最後までまとめたい。

1/3(木)。5日目、パリ第2日は朝から雨。よく考えたら、ロンドンではずっと雨だったのだから、その雲がフランスに流れてくるのは当然のことで。

美術館日和、と前向きに考えることにしよう。遅い朝食を済ませて、朝9時出発。知らないおじさんが「サバ?(元気かい)」と声をかけてくれたりするので、何だかうきうきする。

CiteCite_2美術館にはまだ早いので、シテ島に立ち寄る。

私の旅先はいつも修復中、というジンクスはいまだ健在らしく、塔のてっぺんを白い布が覆っている。

礼拝堂一面を彩る繊細なステンドグラスが美しいサント・シャペル。今回は雨天のため陽光が差さず、ステンドグラスの輝きはいまいち。残念。

Notre_dame_2Dscf1370Notre_dame_2_2ノートルダム寺院が美しく見える裏側に回る。

とにかく天気が悪いので写真を撮っていても面白くなく、今回の旅は日数の割に撮った写真が少ない。

ぶらぶらと雨の静けさに身を任せて歩いたり、セーヌ川の流れを眺めたりしながら、まずはここから一番近いルーヴルに向かうことにする。

LouvreDelacroix雨なのに(雨だから?!)ルーヴルのピラミッドにどんどん人が吸い込まれていく。

余りにも広いので本気でじっくり見ると疲れちゃうので、お気に入りだけを目に焼き付けるようにしている。ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」とか、   

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2008/02/04

倫敦備忘録~その3・巴里編~

StpancrasEurostar4日目:1/2(水)。ユーロスターでパリへ移動の日。

朝6時にホテルをチェックアウト、スーツケースをごろごろ引きずりながらセント・パンクラス駅に向かう。やはり国際旅客列車の発着駅は大きい!!

空港と同じようにパスポート・コントロール、手荷物検査を経て、7時半発パリ行きに乗車。

Eurostar_2

Eurostar_3ふと文庫本から目をあげると、いつの間にかフランス国土。いつドーバー海峡を渡ったのかも分からなかった。2時間半でパリ北駅に到着。車外に出た途端、寒さに驚く。ロンドンはずっと雨だったがこんなに底冷えしなかったのに。

(右)は駅に掲げてあった広告。「ウォータールーを忘れよう!」と書いてある。ユーロスターのロンドン乗り入れ駅は、これまでウォータールーだったが、2007年11月からセント・パンクラス駅に変わったことを告知するもの。ウォータールーといえばナポレオン率いるフランス軍がイギリスなどの連合軍に惨敗した「ワーテルロー(Waterloo)の戦い」の名で有名である。200年前の屈辱にこだわり続けるフランス人の心情も分かるけど、わざわざ列車をその名の駅に乗り入れさせたイギリス人の意地悪さもなかなかのもんである。

Gare_du_nordパリは今回で3度目。ホテルはパリ北駅の近くだが、まだ昼前なので駅地下の荷物預け所にいく。X線検査を受けてから、自分でコインロッカーに預けるしくみ。9.5ユーロをコインで投入(中に両替機もあります)するとレシートが出され、荷物を取り出すときにはそこに書かれた5ケタのコードを備え付けのテンキーに入力すれば、自動的にロッカーの扉が開く。日本のコインロッカーのように鍵を持ち歩くのではないので、このレシートをカフェの領収書か何かと一緒にくしゃくしゃと捨ててしまわないよう気をつけなければならない。

表に出たら、青空…!!久しぶりの晴天に、のびのびした気分になる。まずは近くのモンマルトルの丘にでも行ってみよっか。

Sacre_coeurContrabassサクレ・クール寺院を見てから裏手に回ると、コントラバスを弾いているおじさんがいた。「愛の讃歌」とかを弾いている。

コントラバスの弓の持ち方には、ヴァイオリンなどと同じフランス式と、下から手を添えるドイツ式とがあって、後者のジャーマン・スタイルの方が一般的なんだけど、フランス人はやっぱりフレンチ・スタイルだった。 

DaliDali_2Elephant_2 エスパス・ダリへ来たことがなかったので見学。結構この変なおじさん好きなんす。幼い頃から画集を引っ張り出して、ぐにゃりと熔けた時計や、足の長~いゾウさんとかに見入っていた記憶がある。

ここはカルト・ミュゼ(美術館共通券)が使えないのでチケットを買う。油彩画はほとんど無かったが、水彩画やオブジェがたくさんあった。

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2008/02/03

ロンドン備忘録~その2~

BusTaxi_2ロンドン名物といえば。2階建てバス。行き先表示を見ただけでどの方面へ向かうのか判別できなければ、なかなか乗りこなすことはできなかったんだけど、こういう乗り物に乗ると、やっぱりコドモみたいにわくわくする。タクシーは座席が広く、スーツケースを持ったまま乗れてしまう。天井も高くて快適。運賃は車外に降りてから運転席の窓越しに払う仕組み。

Tube「Tube」の愛称で親しまれるのは世界最古の地下鉄。小さなトンネルに合わせて車両も円筒形をしているので、天井が低く、座席に座れば向かいの人と膝を突きあわせるような狭さ。ホームに滑り込むと必ず「Mind the Gap(車両とホームの隙間にご注意下さい)」というアナウンスが流れるので、この「Mind the Gap!」ってフレーズが耳から離れなくなってしまった。

TelephoneRoyal_mailShopTheater真っ赤な電話ボックスやRoyal Mailのポストもロンドンの真面目な街並みによく調和してい る。

海事国イギリスだけあって船具のお店も様になっていて納得。チケットオフィスでミュージカルの空席をあたったが、さすがにこのシーズンでは飛び込みで人気演目は得られず。

Bus_23日目:1/1(火)。

この日はロンドン旅行の最大の目的、テート・ブリテンを目指す。祝日なので地下鉄がなかなか来ず、美術館を目指す路線は運休だったので2階建てバスに乗ったらば、自分の他にひとりしか乗客がなくて、ちゃんと目的地で降りられるか心配だったが、見晴らしの良いこの乗り物でロンドンの街を走り抜けていくのは爽快であった。

PimlicoTate_britain最寄りのピムリコ駅からは少し距離があるので案内表示に従って閑静な住宅街を抜けていくと、テムズ河畔にたどり着く。川に面してこの美術館は建っているのである。

そして当然のように入場無料。

ああっ、私は大英帝国に忠誠を誓います。…食事のとき以外は。 

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2008/01/18

ロンドン備忘録~その1~

Cottage_pie という訳で、留守にしていた正月の日本。私の母は、親戚や知人、美容師のお兄ちゃんにまで、異口同音にこう聞かされたらしい。「物価が高いのに、個人でよく行きましたね」「地下鉄なんか初乗りで千円近くするのよ」「食事がまずくて、参っちゃったッスよ」。…ロンドンに好印象を抱いている人がなぜか一人もいない。

↑こちらはロンドン到着後初の食事。メニューに「Cottage Pie(British traditional)」って書いてあったから、イギリス料理というものがちゃんとあるなら食べようと思ってオーダーした。牛挽肉を玉ねぎのみじん切りなどと一緒に煮込んだものにマッシュポテトを乗せ、オーブンで焼いてある。定番の家庭料理らしい。味は見たまんまの味で可もなく不可もなく、といったところだが、この日の旅行メモを読み返してみたら、「何だかよくわからないぐにょぐにょした食べ物が出てきました…。機内食の続きみたい。」と書いてある。もっと歯ごたえのある食事がしたいと思ったことだけは覚えている。

2日目(12/31(月))曇り。

Big_benロンドン初日のこの日は定番スポットを一通り回ってみることにして、地下鉄に乗って時計台がシンボルのビッグ・ベンへ。

ひとりでぼーっと見上げていたらイタリア人のおばさんに声をかけられ、写真を撮ってくれたんだが、背景が切れてどこ行ったんだかわからない写真に。ま、そんなもんだよね。

Westminster続いてウエスト・ミンスター寺院。10年前にダイアナ元妃の葬儀が行われたところ。エリザベス女王(Ⅰ世)に始まり、英国史を飾る偉人たちが数多く眠っている、いわば「棺の館」なんである。万有引力の法則のニュートンとか進化論のダーウィン、作曲家エルガーなどなど。

ざっと見て思ったんだけど、フランスの教会は壮麗な建築にも人々の篤い信仰心が感じられ、イタリアの教会は職人の技が尽くされて神の存在を信じないではいられないのに対して、イギリスの教会建築って、「王室の威光を示すため」みたいな高圧的なものを感じるんだよね。ダイアナ元妃のあれこれのせいで、イギリス王室って意地悪、みたいな先入観を刷り込まれちゃってるのかもしれないけど。でも「ヘンリー7世礼拝堂」はほんとに壮麗なゴシック建築でした。

Horse_guards_3Horse_guardsHorse_guards_211時からのホース・ガーズ(王室直属の近衛騎兵)交代式を見に行く。こんだけ馬のお尻がずらっと並ぶとさすがに壮観。

弦楽器の弓の毛は馬の尻尾で、張り替えると5,000円~8,000円くらいかかるので、目の前にふさふさ揺れているのを見て、あ、欲しい…と思って衝動的にこんな写真を撮ったりしている。あたしって馬鹿だ…。

Tower_bridge_2Hot_dog_2タワー・ブリッジを渡ったところでお昼になったので屋台のホットドッグでテムズ川を眺めながらの昼食、と洒落込むはずだったが、やっぱりひどい味だな。700円近く(3ポンド)する割には、ソーセージが魚肉っぽい混ぜものの味がする。具はこれと炒めた玉ねぎのみ。私の前に並んでいた女の子は「玉ねぎ抜き」でオーダーしていたけどそれでも値段が変わらず、この味では何だか理不尽な気がする。マスタードはいくら振っても容器から出てこなかったので付けるのを諦めた。早くパリに行って美味しいもの食べよう、と心に誓ったのは多分この瞬間であった。

ロンドン塔はチケット売り場の行列がなかなか進まなかったのでしびれを切らしてこの日は放棄、セントポール大聖堂を見てから、大英博物館へ向かう。

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2008/01/07

戻りました

Tower_bridge年末年始はロンドンに4日滞在、3日間はユーロスターでパリに移動して過ごしました。

ロンドンは初めてで、テート・ブリテンの目玉、英国を代表する画家、ウイリアム・ターナーの絵をごそっと集めたクロア・ギャラリーを見ることが目的だったのです。見たかったものを見て満足したので、もう二度とロンドンへは行かないと思いマス。だって…

Fish_and_chips

←ロンドンでの食事の一例。みなさんご存じ、"ロンドン名物"フィッシュ&チップス。タラの半身を揚げたものにフライドポテト。観光スポットの安っぽい屋台で買ったせいもあるけれど、想定通りの味でした。揚げたてだから、まあ食べられる味という意味で。

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2007/08/18

Vino Italiano~その6~

Minerva_2Pantheon(左)ローマの街中にはこんなふうに普通に遺跡が顔を出していて、日常の風景に溶け込んでいる。ここには色とりどりの野良猫たちが集結していた。柵があって人は立ち入れないので、ひなたぼっこにうってつけなのだろう。

(右)パンテオンを訪れる。現存の古代ローマ建築の中でもっとも保存状態が良い遺跡とのこと。ここにはラファエロが眠る墓があるそうだが、ざっと中を覗いただけでどれがそうなのか、わからなかった。

Treviパンテオンから歩いて500mほど、トレヴィの泉。

海神ポセイドンが海から今まさに躍り出た躍動感溢れる彫像。後ろ向きにコインを投げ入れるおまじないで有名だが、あまりにもすごい人だかりだったために近づくことすらできず…敗退。

それにしてもどの泉も、噴水も、水がとてもきれい。ローマ水道の技術の高さということなんだろうか。

一服したかったんだけど、とにかくここは一日中混雑しているようなので諦める。

Bus

Bus_2Bus_3そろそろ日没。旅の締めくくりにオープンバスに乗って夕暮れのローマを一巡、涼しい風に吹かれて感傷に浸っていたのだが…。

朝やってきたバティカン市国、サン・ピエトロ広場をバスは巡る。ところがここに来てバスの運転手がいきなり、今日の営業はこれでおしまいにする、さあみんな降りた降りた、と催促する。ローマ市内まで再び戻るつもりだった我々乗客、次の瞬間には国籍の壁を越えて一致団結、運転手に詰め寄っていた。オマエこれが終バスだなんてひとこともいわなかったじゃないか。ところが運転手はとにかくおしまいなんだから、の一点張り。時刻は夜7時半。こんな郊外でいきなり放り出された私たちはとぼとぼと地下鉄の駅目指して歩いたのでした。

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2007/08/17

Vino Italiano~その5~

MetroPizza地下鉄「スパーニャ駅」で降りるとピッツァを切り分けて売る店やジェラテリア、ブランドショップが並んで、観光地色全開。土産に手袋を買う。イタリアの革製品はとにかくしなやかで使い心地がいいので今から冬が楽しみ。映画「ローマの休日」の舞台スペイン広場はすぐそこ。

Spagna

…私が旅に出ると、いつも肝心なところが「修復中」だったりするんだけど。スペイン階段の上にそびえるトリニタ・デイ・モンティ教会前にはオベリスクが立っていたはずだが無情にも白い布で覆われていた。

ご存じの通り、現在ではスペイン広場での飲食は禁止。オードリー・ヘプバーン(アン王女)を真似てジェラートを食べながら場所を占領する人が増えすぎたからとか。たぶん、そのかなりの割合を私たち日本人が占めたことは想像に難くない。自分も旅の恥をかき捨てないよう気をつけたい。

ちなみに私は高校生の頃、ユニセフ親善大使として来日した晩年のオードリーに握手してもらったことがある(*゚ー゚)>銀幕を去ってからのオードリーは、年齢を重ねた姿を隠すこともしなかったので失望の声もささやかれたけれど、間近に見たオードリーは、やはり凛とした品位をオーラのようにその小さな体に纏わせていた。

Aqua_3Aqua_2スペイン広場からタクシーに乗って広大なボルゲーゼ公園へ。タクシーの運転手さん、走り出すとおもむろにCDをセットして音楽をかける。それもモーツァルト。面白いヒトだなあ、と思いつつもなんて話しかけたらよいものか、考えあぐねているうちに到着してしまったのが心残り。

そういえば、ローマ帝国は水道などのインフラ整備をしっかりやって繁栄したわけだが、その名残で市内の至る所に水飲み場がある。手持ちのペットボトルにこれを詰めて持ち歩く観光客も多いのだけど、硬水に慣れない日本人としてはあまりこれに頼ることもできなかったのが残念。手を触れると冷たくて気持ちよかった。

BorgheseBorghese_2予約した美術館の入館時刻までまだ間があったので、木陰のベンチで小説を読みながら過ごす。周囲にもシートを広げて軽食を取ったり、昼寝をしたりしているツーリストがちらほら。そうそう、こういう休日の過ごし方がしたかったんだよねー♪と久しぶりにゆったりした気分に浸って幸福。食べ終わったジェラートのコーンをちぎって投げていたら、ハトがたくさん集まってきた。

…予想以上に大量に集まってきた。

ボルゲーゼ美術館はボルゲーゼ家の夏の別荘として建てられた白亜の邸宅。ここは事前予約制で、2時間ごとに入場者を入れ替えるシステム。写真撮影禁止なのはもちろん、手荷物をすべて預けなければならないという厳重な体制だ。

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Vino Italiano~その4~

Vaticano_2Vaticanoというわけで、泊まるはずのなかったホテルで目覚め、朝7時に出かける。あんまり早いのでフロントクラークに「チェックアウト(して空港へ行くの)ですか??」と聞かれる。「いやいや、『ムゼイ・ヴァティカーニ』に行くんでっせ」、と答えたら、なるほどね、という顔。

地下鉄A線「チプロ-ヴァティカン博物館駅」下車。ゆるゆると坂道をあがっていくと、世界一小さい独立国、ヴァティカン市国の城壁が見えてきた。しかし朝も7時半だというのに城壁に沿ってすでに長蛇の列。私は8:15に予約してあったので、バウチャーを手に指定された集合場所へ。それでも結局他のツアー客に混じって団体入場口に並ばなければならなかったので、約40分待ってセキュリティーチェック、さらにコーディネーターの発券ミスでまた待たされて、実際チケットを手に入場できたのは1時間後だった。それでも個人でチケット売り場に並んだら2~3時間待ち、良しとしなければ。イヤホンガイドを借りるのに6ユーロ、パスポートを預けねばならないが、持ち歩いていなかったので日本の免許証を出したらそれでOKだった。

Vaticano_3Vaticano_4入ったらいきなりこうだもの。ここは「地図の間」。イタリアではいちいち天井のフレスコ画に圧倒されるので上ばっかり見て歩くことになってしまう。

まともに見て歩いたら1週間かかるというけれど、こういうののひとつひとつに目を止めていたら、ほんとに浦島さんみたいなことになりゃしないか。…見たいものに的を絞り、団体客の間をすり抜けるようにして先を急ぐ。

Raffaello_7Raffaello_2_4Raffaello_3_2壁も天井もすべて彼と弟子たちの手による「ラファエロの間」。『アテネの学堂』は若くして死んだラファエロ25歳の時の作品。

中央の2人はプラトンに見立てたダ・ヴィンチ、アリストテレスに見立てたミケランジェロ(階段下で頬杖をついているヘラクレイトスが彼、という説もある)。画面右端からこちらを覗いているのはラファエロ自身。色恋沙汰が多かったらしいけど、いかにも芸術家肌の繊細な青年というか、ちょっとユニセックス系で現代受けする顔立ちかも。

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2007/08/16

Vino Italiano~その3~

Botanicaフィレンツェ出立の朝。旅の折り返し点なので睡眠をむさぼり、8時起床。ゆっくり朝食(といってもパンとコーヒーしか出ないけど)をとる。そのまま表へ出て、ホテル近くでみつけた植物園で朝の散歩をする。プラタナスの大木の白い幹が朝の光で輝いている。

職員が朝の水やりをしているほかは誰もいないので、冷たい風が気持ち良かった。このときは炎天下のハードな一日を過ごすことになるなど予想していなかったが。

Smnovellaこの街で初めてバスに乗ってホテルを出発、駅に向かう。バスのチケットに打刻するやり方を乗り合わせた中国人が教えてくれた。謝々。

ローマへ向かう列車を待つ間に、駅名にもなっているサンタ・マリア・ノヴェッラ教会を見る。ここも撮影禁止なんだが、ステンドグラスと祭壇の装飾が息を呑むほど美しい教会だった。

Regatoniナポリ行きのユーロスター、発着がやや遅れる。行きの列車は客車の連結部にスーツケース置き場があったのに、この日の列車は旧型なのか、それがなく、みんな荷物を頭上の棚に上げていた。小さめとはいえ重いスーツケースをどうしたものか、困っていたら周りの席の人が上げ下ろしを手伝ってくれた。

ローマ、テルミニ駅に到着して荷物を預けたら、午後1時を回っていたので、駅構内のカフェテリアで昼食。「リガトーニ・アッラ・シチリアーナ」とあるのを指さして盛りつけてもらって、レジで精算。4.65ユーロ。太くて大きく穴の開いたショートパスタに、「シチリア風」の名の通り、トマトソースに茄子と挽き肉の具。ラザーニャみたいにオーブンで焼いてあるのでチーズのぱりぱりに焦げた所が美味しい。

駅前のバスターミナルでバス・地下鉄共通券(BTI:3日券、11ユーロ)を購入、さっそく地下鉄B線に乗って、ローマ帝国繁栄の象徴、コロッセオに赴く。

Colosseo 駅を出るといきなり目の前にそれはあり、思わず「うわ~本物だ~」とつぶやいてしまうのだが、「待つこと」が嫌いな私はラーメン屋に並ぶのも厭、ましてやコロッセオを取り囲むようにチケットを買おうとする人々が、炎天下をゆく蟻んこの行列のようにつながっている、これに加わる気はとてもしない…。

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2007/08/15

Vino Italiano~その2~

Roji_ura_2Roji_uraフィレンツェ2日目。きょうもいい天気。この街は歩いて回れる程度のコンパクトな大きさであることがわかったので、早速行動開始。

気ままな個人旅行の最大のメリットは、ふらふら、っと気になる路地に入っていけることでは無かろうか。団体行動だと目的地から目的地へ一直線、なので、ベランダに咲く赤いゼラニュームの鉢、とか、石畳の坂道に黒猫、なんていう風景に気がつくこともできない。それは異境を旅する上でとっても大切なことのように思うのだけど。

Ponte_vecchioPonte_vecchio_2ホテルから歩くこと40分、ドゥオーモに次いでフィレンツェの第2の象徴ともいえるポンテ・ヴェッキオに到着。

橋の両側にに彫金や貴金属の店が並んでキラキラしているものの、自分には無縁。素通り。

Palazzo_pitti橋を渡ってピッティ宮殿内のパラティーナ美術館へ。宮殿の建物だけあって一部屋一部屋の天井のフレスコ画がまたすばらしく、上ばっかり見上げていた。自分はあんまり絵画に詳しくないけど、それでも数だけこなしているうちに、ああこの女性の面立ちはラファエロかな、とか、この光のふわふわ感はルーヴェンスっぽいな、とかいった感じはつかめるようになった気がする。

Uffizi_2 ピッティ宮を出てアルノ川沿いの道を歩く。対岸から見たウフィッツィ美術館。今日も長い行列ができている。

日陰もない炎天下、へろへろになってレモン味のスムージーを飲みながら、ミケランジェロ広場を目指す。この小高い丘へは路線バスもでているが、歩いてもヴェッキオ橋から15分程度。

Piazzale_michelanjelo_3 予想以上にきつい勾配をだらだら汗をかきながら上った先は、

…フィレンツェの街を一望!疲れも吹っ飛ぶ、というわけ。

 

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2007/08/14

Vino Italiano ~その1~

Duomo_1_2休暇はいただくものでなく、何が何でも取る(獲る!!)ものだと思い知る。この1年半の間、どっか行きたい~、行きたい~、と熱病のようにうなされ続け、やっと、あんなしがらみやこんな義理もぶった斬り、何もかも蹴散らして飛び立ってきたのだった。もう誰を敵に回してもいいです。

という訳で、今回のテーマはイタリア美術の旅。美術館と名の付くとこだけでも7館、その他もろもろの教会や遺跡へぶらぶら立ち寄りつつ、合間に食べたり飲んだり昼寝したり。「見る」ことがテーマの旅なのに初日っからコンタクトレンズ割っちゃったり(T_T)、急に宿替えを余儀なくされたり、小さなトラブルはイロイロあったけれど、ひとり旅のいいところは「どこ行く?何食べる?疲れてない?」とかいったことをいちいち相談せずに、即断即決・即行動、寄り道だってできること。今回は誰かと一緒に居ることの楽しさや安心感よりも「魂の自由」優先(*'-')b、ってことにして、毎日がんがん歩き通してきました。

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2007/04/01

恒例の千鳥ヶ淵

Chidorigafuchi07今年の桜はあっという間に咲いてあっという間に散ってしまった感があります。

新年度が始まるきょう、1日付で私は転勤&引っ越しです。朝の8時半に引っ越し業者のお兄さんたちがやって来て、蟻んこのようにせっせと荷物を運び出し、9時半には新居に運び入れ完了。彼らはすぐさま次の依頼先へと飛んでいきました。

引っ越し作業そのものはたった1時間で終わり、私はこれから山と積まれた段ボールと格闘するはず…だったのですが。

桜は満開、空は晴天、春爛漫のぽかぽか陽気。

部屋に引きこもってどーする!というわけで、作業放棄、出かけてしまいました。

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2007/03/16

鳥鍋@神田

Botan_2_1もうすぐ春。心機一転、引っ越しでもするか~、と唐突に思い立ったのはつい数日前。きょうには無事目当ての物件と駐車場も押さえ、何だか気分が清々したので、そのまま電車に乗って出かけた。

今日は冬に逆戻りしたかのような寒さだったので、コートの襟を立てつつ、向かった先は神田「ぼたん」、鳥すきの老舗である。この界隈には蕎麦の「藪蕎麦」「まつや」、あんこう鍋の「いせ源」といった名の知られたところが集まっていて、軒先をひやかして歩くだけでも楽しい。

平日の2時過ぎという中途半端な時間だったので、客は他になかった。たしか西原理恵子の「恨ミシュラン」にはぼろくそに書かれていたと思うが、仲居さん達もこの時間は忙しくなかったためか接客はぞんざいでもないし、結果的にはのんびり食事を楽しめてよかったと思う。(席に案内されてまず「お客さん、初めて?」ときかれるのとメニューが無いのとにはちょっと怖じ気づいてしまうが)

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2007/02/01

南房総あばれ旅…って程でもないけど

Hana_tsumi_2今日から2月。思い立って南房総へドライブなり。

暖冬とはいえまだまだ寒い日が続く。…が、南房総ではもう花摘みができる。

地名で言うと、和田~千倉にかけて観光客に花摘みをさせる花屋のビニールハウスが並んでいて、まあだいたい10本で500円~700円くらいといったところが相場らしい。でも土産物屋などと並んでいかにも観光地化されたフラワーセンター的なところよりは、ちょっと離れたところでやってる個人の畑の方がよかったりする。

今日立ち寄ったのは観光客で賑わうあたりから離れてぽつんと営業しているおじさんの畑で、露地栽培のため温室ものより花卉の丈はやや短めだが、7本300円で、素直におじさんの指示に従っていると、あれこれおまけもつけてくれたし、水切りのしかたやタイミングなども丁寧に教えてくれた。

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2007/01/02

初夢

Rohbai_1 初詣は電車に揺られて鎌倉まで足をのばしました。

参道の喧噪を避けて住宅地の中や路地裏を歩いていると、寒気の中に個性のはっきりした鮮烈な香りが漂ってきて、その方向を覗いてみると、かならず蝋梅(ロウバイ)が植わっているのでした。蝋細工のような花弁に鼻を近づけると、ほんとにいい匂いがします。

ちかちかするパソコンの画面や大音量の音楽にさらされている日常では、あまり嗅覚をはたらかせてものを感知するということがないように思います。去年はまとまった休暇を取れず、どこにも旅行することができませんでした。五感を鈍らせないように、今年は何としても旅に出ようと思います。

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2006/12/08

紅葉狩り2006

Yorohsta_1 もう12月。ちょっと遅すぎたか。と思いつつ、平日休みに思い立って養老渓谷へ行く。

「養老渓谷」なんてもう響き自体が懐かしい。小学校の遠足以来だ。小湊鐵道、木造のかわいい「養老渓谷駅」で単線の電車を見送り、なぜだか「スタンド・バイ・ミー」を思い出して口ずさむ。今日の天気は下り坂、雨が降らないうちに「梅が瀬渓谷」を目指すべし。

Momiji_1_1天気が悪いので見晴らしが良くない上に寒い。そりゃ12月だもの。とわびしい思いで持参したおにぎりを詰め込んでから、トレンチコートを羽織り、ハイヒールのブーツのまま細い山道に突入す。梅ヶ瀬渓谷の遊歩道はわずか1.5㎞ほど、ちょろいもんだ。

中高年の山歩きブームで最近のおばちゃんたちのいでたちはリュックといい、登山靴といい、どこに行くにも完全装備だ。そういう人たちと出会ってしまうと確かに今日の私は浮いていたが、山道の基本、あいさつはちゃんとする。死に場所を探しに来た失職OLとかに間違えられても困るから。

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2006/11/22

殿中でござる!!②

Narimasa

祖母の遺品の中に一葉の写真が残っている。

右隅に「明治三庚午年 参内拝謁記念 父 成政」とある。維新間もない明治3(1870)年に明治天皇に拝謁?した記念、ということらしい。裃姿の主は祖母方のご先祖さんで、信州須坂藩家老丸山成政である。後述するが、すったもんだした幕末の藩政にあってどんだけの働きをしたのか、しなかったのか、は全くわからない。何にも残ってないので、申し訳ないけど凡庸な役人だったのだろう。

ただ、おとなりに真田十万石で知られる松代藩があったことから、「ご先祖さんが熱を出したときには佐久間象山さんが派手な馬に乗って注射を打ちに来た」と聞かされた記憶はあるのだが、いくらなんでも幕末期は注射が発明されたかどうかの時期、まだ日本には無かったはず…ま、いいか。

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2006/11/14

殿中でござる!!①

Edojyo_4過日北の丸公園で開催の「弦楽器フェア」へ赴いた(そして何も買えずに手ぶらで帰ってきた)、その続き。

帰り道、天気がよくてもったいないので皇居東御苑に寄り道。本丸が消失したまま再建されていないが、現在は入場無料で一般に開放されているのである。北桔橋門より入園。

←こんな写真を撮りつつ自分が意外と石垣好きなことに気付く。

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2006/07/09

「小江戸」佐原のフレンチ

Sawara1Sawara2千葉県東部の佐原は利根川の水運を生かし、江戸へ様々な物資を運んだ商いの町で、日本の実測地図を作成した伊能忠敬の生地としても知られる。

現在でも小野川周辺は歴史保存地区として古い商家のたたずまいがそのまま残されており、映画や時代劇のロケも多い。

今日はフランス料理が目的。築100年の商家の建物をそのまま生かした「オーベルジュ・ド・マノワール『吉庭』」。最近流行の「オーベルジュ」、泊まれるレストランでもある。こんな辺鄙な場所にありながら、オーナーシェフはかの銀座レカンの創設メンバーのおひとりだとかで、ひと皿ひと皿が見た目も美しく、野菜が特に美味しい。場所柄、あまり敷居を高くすることはできないので、普段は和や中華のテイストも取り入れた気軽な創作料理を出しているが、こちらから希望すれば純粋なフレンチコースもばっちり整えてくれる。

バブルの頃、浮かれた「イタメシ」ブームが起きて、どこもかしこもカジュアルなイタリアンレストランばかりになってしまったので、都内の半分ほどの値段でしっかり「フレンチ」できるこのお店は貴重な存在。

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2005/12/30

Boston2日目~観光編~

symphony_hallsymphony_hall2午後。美術館の帰りに途中下車してシンフォニーホールに立ち寄る。小沢征爾がボストン交響楽団を振っていた本拠地だ。

今シーズンはロリン・マゼールが振っているようだが今回の旅行中は残念ながらボストン・ポップスの公演。

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Boston2日目~美術館編~

mfa 2日目はすっきり晴れていい天気♪ボストンは実質きょう一日しかないのでがんがん行きましょう。

地下鉄に乗って、ボストン美術館へ。本国フランスのルーヴル、オルセーに次ぐ規模の印象派コレクションで有名なところである。

dogamonet3大混雑の入り口から2階のImpressionismへ直行。ゆっくり見られるのも今のうちだ。

入ってまず目に付くのがバレリーナやオーケストラの絵がお得意のドガの彫刻。後ろに見えているのはルノアール「ブージヴァルの踊り」。

モネの「睡蓮」シリーズは世界中の美術館に所蔵されているが、ここのは小さいながらも色合いが良いので美術書には必ず載っている。

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2005/12/29

Boston~独立戦争の街へ~

carnegieNY出立の朝はあいにくの雨。

音楽の殿堂カーネギーホールを見て、ホテルに荷造りに帰る。こんどNYに来るときはMETでオペラを観るとか、ビレッジ・バンガードでJAZZを聴くとか、今回できなかったことをしてみよう。

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2005/12/28

NYをゆく~観光編~

church この日の午前中はガイドツアーに参加して、ハーレム地区へ足を伸ばしてみる。かつては危険地帯の代名詞であったが、最近は随分治安も良くなり、観光客向けの店もちらほらできているそうだ。

ツアーの目的は地元のパブテスト教会でゴスペルを聴くこと。ここの聖歌隊は麻薬中毒患者の更生を支援するために活動し、参列者からの寄附を募っているのだという。ミサなので写真撮影は入り口のみで勘弁してください。

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2005/12/27

NYをゆく~美術館編~

bagle ホテルはブロードウェイ劇場街の中にあり、移動にも便利。食事は主に近くのデリで食べたり、テイクアウトしたり。1パウンド(500gくらい)容量のパックに好きなおかずやサラダ(かにかまが入ってた(笑))を詰めて5~6ドル程度。またはカウンターで好きな具を指定してサンドイッチやバーガーをつくってもらうこともできる。どこのデリでもよく見かけたのは「Wrap」、要はメキシコのブリトー。薄い生地に野菜とビーフやターキー、サーモンなどを巻き込んだもの。朝はトーストしたベーグルにクリームチーズを挟んでもらったものを食べた。 

metropolitan 2日目の目的はメトロポリタン美術館。開館時間前にタクシーで乗り付けたが、すでに人の列。一日がかりを覚悟する。…何はともあれ、19世紀ヨーロッパ絵画から攻める!!

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2005/12/26

NYをゆく~Broadway編~

timessquare  年末は約1週間、ニューヨークとボストンへ。

 NY行きの直前まで地下鉄ストのニュースが流れてやきもきしていたが、どうやら無事に解決した模様。

 空港からの車中、川を挟んでマンハッタンの夜景が見えた。

 クリスマスカラーにライトアップされたエンパイア・ステート。その後ろに白く輝くクライスラー。「ほんとはあそこにワールド・トレード・センターのツインタワーがあったんだよ」と指さされた方角を見る。

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2005/10/31

北海道便り②

jagaimo パート①に続いて、北海道にお住まいの電子オルガン奏者Cさんからいただいた北海道便り。

『畑の写真は、札幌のお隣の北広島市(小樽とは全く逆になります)の畑です。どどーーんと広い畑にはジャガイモが植えられています。今時期は収穫なので北海道にはおいしいジャガイモがあります!』

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2005/10/24

スミダ

nandaimon
このハサミは良く切れるハッサミダ。

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2005/10/18

北海道便り①

sapporo 関東地方は肌寒い秋雨の日が続いております。今週の晩酌は「浦霞」(宮城県)でやっとります。
 ♪D.R.ホルジンガー「スクーティン・オン・ハードロック~3つの即興的ジャズ風舞曲」♪に関する情報交換が縁で北海道にお住まいの電子オルガン奏者Cさんとメールのやりとりなどしています。
 今年入団したバンドもそうですけど、こんな風に音楽を通じて地域や年齢や環境を越えていろんなひとと知り合えることが今の自分にとっては何より楽しいです。
 Cさんにはわがままを言って北海道の写真を送っていただきました。

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2005/08/31

デンマーク遠征記④~演奏編~

band  今回のデンマーク演奏旅行にあたって、オーデンセ音楽学校のコントラバスを借りることができたので、自分の楽器は持っていかなかった。 さてさて、どんな楽器と出会えるかといそいそ練習会場に出かけていったらば、そこに横たわっていたのはチェロのような小柄な楽器。もともと日本国内で4/4と呼んでいるコントラバスはヨーロッパの3/4サイズに相当するのだが、今回お借りしたのは、それよりもさらに小さい、おそらく5/8サイズと呼ばれるもののようだった。日本人は体格が小さいからと気を利かせてくれてしまったのだろう(追記:その後、このコントラバスのサイズは、さらに小さい1/2、ピッコロと呼ばれるサイズと判明)。

gewa_contrabass ←明らかに小さいです。エンドピンをめいっぱい出してこの高さ。ちなみに本人の身長は170㎝。

  ヴァイオリンやコントラバスなど弦楽器の音程の取り方は、ふだんの練習の中でカラダで覚えていくものだ。未熟者の自分としては早くその感覚がしっかりつかめるよう、普段も弾くときの靴の高さに気を配ったりしているのに、楽器の大きさそのものがこんなに違うのではまるで勝手が違う。

(実はこのとき管楽器の方々には「ま、大して変わんないんでしょ?」という反応を示されてちょっと寂寥感を覚えたりもしたのだけれど、楽器のサイズが小さいということは弦の長さも短いのだから、それを分割して音程を取る以上、普段より指を開く幅や移動距離を小さく取らなければいけないということだ。しかも管楽器のキィやギターのフレットのような「目印」がないので、「すごく変わるよ!!あした本番なのに!!!」というのが私の言い分だったわけで(T_T)…ま、愚痴っぽくなるのもバス弾きの悪い癖かもしれん)

 しかもこの子は普段全く使われていなかったようだった。「貸してって言うから、昨日弦を張りましたー」という風情がありありで、順番に調弦して、も一回最初の弦を弾いてみると、もう音程が狂ってる♪┓( ̄∇ ̄;)┏ という駄々っ子ぶり。

 普通、弦楽器の弦を張り替えたら落ち着くのに1週間くらいかかるので、演奏会まで2週間を切ったら、弦や弓の毛の張り替えはしない。こういうときはぐいぐい弦を垂直方向に引っ張ってから、締め直して、なじませるしかない。

 そんなこんなで、異国のコントラバスとの出会いは「想定外」ではあったが、そういう扱いにくいのをなだめていくことに倒錯した快感?!を覚えつつ、続く!↓↓

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2005/08/27

デンマーク遠征記③~アンデルセンの散歩道~

andersen   デンマークの首都コペンハーゲン(シェラン島)からバスで2時間(特急列車で1時間半)、フュン島に位置するオーデンセの街は、「みにくいあひるの子」などの童話で知られる、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生まれ故郷だ。

 今回我々の楽団はこのオーデンセ市との姉妹都市の縁で演奏旅行に訪れたわけだが、折しも今年はアンデルセンの生誕200年祭という節目の年でもあり、半日もあれば一巡りできてしまうこの小さな街はアンデルセン一色に彩られていた。

 (左)聖クヌート教会の裏手に広がる「アンデルセン公園」に立つ像。

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2005/08/25

デンマーク遠征記②~たべもの編~

Denish  デンマーク料理、と取り立てて呼べるほどのものはないけれど、生地に何層もバターを練りこんで果物やチョコレートを乗せた「デニッシュ・ペストリー」なら日本のパン屋さんでも馴染み深い。

 …何でも、遠い昔、デンマークのパン職人たちがストライキを起こして街じゅうからパンが姿を消してしまったとき、ウイーンから職人を呼んで作らせた「ウイーン風のパン」がそもそもの始まりなのだそうな。

 正直に言うと、この国で美味しいパンに出会うことはできなかったのが残念。デパート1階のカフェで見かけたフルーツ・タルトは美味しそうだったけれど。ドイツと地続きのお国柄だけに、どの料理にも付け合わせのじゃがいもが飼料のようにどっかりと盛られてきたのが印象に残っている。この国のもてなし方は「食え食え!炭水化物!」なのだと知る。

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2005/08/24

デンマークより帰国

DSCF0156   1週間のデンマーク旅行より無事帰国しました。

 行きのスカンジナビア航空では小さなヴァイオリンを抱えた小学生くらいの子どもたちの一行と一緒でした。私がバス弓のケースを捧げ持っていたので、引率の先生から「コンバスですか?」と声をかけられ、訊いてみると彼らはスズキ・メソッド(鈴木慎一氏が創設した日本の代表的なヴァイオリン教室)の弦楽合奏の一団で、コペンハーゲンとドイツで演奏をするとのことでした。

Brass3 (左)滞在先のオーデンセの街の広場では、休日の昼下がりともなるIrish_fiddle と(学校?教会?)のブラスバンドが演奏を披露していたり、

(右)民族衣装に身を包んだ初老の男性が奏でるアイリッシュ・フィドルに合わせて人々が踊りに興じていたりという場面に行き会うこともしばしばでした。

 帰りの飛行機の搭乗口でもでヴァイオリンを手にした日本人女性を見かけたので、話し掛けてみたらスイスの音楽学校で勉強中の学生さんということで、とにかく今回の旅行では行く先々でさまざまな楽器を手にした人々と出会い、おっ、君も音楽やってるんだね♪とわくわくする思いでした。

library  我々も教会の裏手にある図書館をお借りして練習、2回の演奏会を行ってきました。

 追って少しずつ掲載する予定です。

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2005/08/16

デンマーク出発前々夜の巻

  現地通貨(デンマーククローネ)に両替する。DKr

100デンマーククローネ紙幣(¥2,000強)の肖像は、デンマークを代表する作曲家、カール・ニールセンでした(肖像の右下に、サインと音符が入っています)。こんな丸顔の人だったのか。ちょっとイメージしてたのと違う。

ニールセンの足跡を伝える博物館が、船吹がオーデンセでコンサートを開く予定の「オーデンセ・コンサートホール」敷地内にあります。

【追伸】きょう、このブログに「諏訪内晶子・彼氏」という検索語で来てくださった方あり。そんなことまで知らないけど、なんで???

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2005/04/14

屋久島に雪が降る

Photo_1 3月末の話になるが、屋久島に行った。足場が悪くスニーカーではとても登れないというのでトレッキングシューズやらを買いに行ったのだが。沖縄出身だという店員さん曰く。「もう暑いですよ。3月といえば沖縄では海開きするような季節ですから。」ととにかく暑い暑いと強調し、フリースなどいらないと言う。…ところが前日になっていま屋久島では20数年ぶりの大雪が降って、最高気温が9℃だという情報が入る。あわてて件の登山用品店に買い足しに行き、もう返品の用意が済んでいる季節はずれの商品の段ボール箱を開けてもらい、なんとか装備を揃えたのだった。

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