打楽器

2007/10/08

きょうの寄り道

宵闇の向こうから漂ってくる金木犀の香が鼻をうつ。いい季節になりました。

休日ながら今日は出張があったので、久しぶりに田原町のジャパン・パーカッション・センターに立ち寄る。

スーツ姿でしゃがみ込み、チャイナ・ゴングを片っ端から叩いて首をかしげている私も変だったと思うが、棚の向かい側でウインド・チャイムを片っ端から確かめて「ちゃらららり~ん♪」と爽やかな音を奏でているお兄さんも、明らかに見た目とやってることとが調和してなかったと思う。

チャイナ・ゴングはこれから取り組む予定の楽曲に出てくるので早めに入手しとこう、と思ったのだけど、ひとつひとつの銅鑼に個性があって、寺院の鐘みたいに、こーん、と曇った音のするのもあれば、いかにも京劇に出てきそうな、しゃりーん、と高い金属音の立ち上がってくるものもあって、楽曲に合わせて吟味する必要がありそうだ。

2005/09/27

トレイン・ホイッスル譲ります

train1  蒸気機関車の汽笛の音を出す「トレイン・ホイッスル」をヤフオクに出品します(カテゴリは『打楽器』です)。メーカー名は失念しましたがイギリス製、3年前にヤマハで買いました。フィリップ・スパーク「オリエント急行」に登場する楽器です。「A列車で行こう」を演奏するときに効果音として入れてみてはどうでしょう?

おかげさまで譲渡が成立しました。ありがとうございました。

2004/11/17

打楽器の殿堂へ行く

 昨日はジャパンパーカッションセンターへ行った。その名の通りありとあらゆる打楽器を揃えているらしい。民音で借りっぱなしだったデュカス「魔法使いの弟子」(ハインズレーの楽譜は見にくくてどーしてもやる気がおきない)を返却してから、銀座線浅草のひとつ手前、田原町駅を目指す。

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2004/11/09

「鯨の声」を再現する!!

 「海の男達の歌」打楽器探検隊シリーズ、おそらく怒涛の最終回。

 肝心の「鯨の声」がまだだったぞ。ザトウクジラの歌声を再現すべく、スコアには「湿らせた親指でティンパニのヘッドをロールせよ」とあり、なんだこりゃあと思ってネット検索したところ、「スーパーボールでこするといい」との情報あり、ほう、と感心しつつ、スコアをひっくり返してみたらば「Percussion Notes」と題して作曲者スミス自身がちゃんとそのことを書いている、単に自分の注意力不足だった。…と、ここまでが第1段階。

①スーパーボールを買ってきて恐る恐る試してみた初日。ゴムのこすれる「きゅうぅ」という音ばかりして成功率が低い。打楽器奏者の皆さんからも、本番でボールが掌からぽろっと外れて失敗してしまったとのお話をよく聞いた。
superball.jpg

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2004/11/07

「波ざる」を作る②

R.W.スミス「海の男達の歌」打楽器シリーズ第5回なり。
〈前回のあらすじ〉
 海の波の効果音を出すため「波ざる」を作ることに。「プラスチックのコンテナに小豆や米を入れて揺すった」という話を聞いて試してみたものの、四角いコンテナの角のところで豆の流れが止まってしまい、なかなか上手くいかない。そこで、本物のオーシャンドラム同様、やはり丸い枠がいいだろうということになった。

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①学校の倉庫といえば不気味なものと相場が決まっているが。
  「あなた、ノックもしないでいきなり入ってきて、失礼なことよ。わたくしを風紀委員長こと3年H組小早川沙希(仮名)と知っていて?」
  「のわー!!びっくりした。…あんた、どーみても高校生じゃねぇよ。」

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2004/11/04

鉄道マニアもよもや

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 こんな使い道があるとは思うまい。線路の切れ端を金槌で叩いて金属音を出す。
うちの「海の男達の歌」では「Ship bell」(船の出航を知らせる鐘の音)と指示された部分でほかにこれといったものがないのでこれを使ってみることにした。CDなどではもっと「ちん♪」というおしゃれなベルの音がしているのだが、まあいいや、うちの船はもっとボロくて(使い込まれて)ワイルドなのさ。ということにしておく。

 この楽器(?)のポピュラーな使用例としては、グスタフ・ホルスト(そう、「木星」のあの人です)「吹奏楽のための第二組曲」の『Ⅲ 鍛冶屋の歌』。

2004/11/03

「深海の音」を出す!!の巻

 R.W.スミス「海の男たちの歌」打楽器探検隊シリーズ第3回なり。
今回は中間部「鯨の歌」導入部に登場する「bowed cymbal」について。
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①このようにサスペンド・シンパルをコントラバスの弓で下から上へこすりあげることによって「しゃー」とか「きーん」という不思議な金属音が出る。そのまま弓を上へ引き抜けばかなり長い間余韻が残る。

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2004/11/01

「波ざる」を作る①

 ざるそばの話ではありません。海の波の効果音を出す「波ざる」です。調べてみると、「行李(こうり:柳などで編まれた長方形の籠。よく衣装入れに使われる)に油紙を張り、あずきを入れて揺らす」というのが「波ざる」の一般的なスタイルらしい。ザル・カゴ系を探せばいいのか。というわけで、
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①ひとまず未知の空間・ホームセンターの「農機具」コーナーに潜入す。

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②あっ、時代劇で水死体がかぶってるやつだ。

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2004/10/31

謎の打楽器「マーチングブロック」を作る!!の巻

 今月はR.W.スミスの「Songs of Sailor and Sea(海の男達の歌)」を練習しとります。そこで短期集中連載「打楽器探検隊」をスタート!今日はその第1弾「"marching block"を作る」。打楽器奏者のみなさんにきいてみたところ、「袋に木片を入れて、学校の机に叩き付けるように音を出すとよい」との情報をget。ありがとうございました~<(_ _)>
 コンバス弾きの自分はただコンバスをずもー、ずもー、と廊下の隅で孤独に弾いてりゃいいが、打楽器奏者はいろんな楽器をとっかえひっかえ演奏しなけりゃならないから大変だし、スコアにはときどき「なんだそりゃ?!」ってなものも登場する。スパークの「オリエント急行」に登場する「サンドペーパー・ブロック」(木の箱に紙ヤスリを張ったのをこすって蒸気機関車の音を出す)なんかがいい例で、このときもこんなんでいいのかな~、と思いながら作った。
 うちの部は金がない。ないものは買わずに作るしかない。そんなわけできょうはさっそく作ってみた。

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